Opus.COLORs（オーパス・カラーズ）

「Opus.COLORs（オーパス・カラーズ）」は、鑑賞者の感覚にダイレクトに影響を与える没入型デジタル絵画「パーセプションアート」が主題となったTVアニメである。物語は、パーセプションアートの生みの親であり著名なアーティストであった月見里夫妻の息子である月見里和哉が、幼馴染の都築純と共に永茜高校に入学し、自身もパーセプションアーティストになる夢を追い求める様子を描いている。

さらに、もうひとつの目的として、10年前の事件をきっかけに避けられるようになったもうひとりの幼馴染との友情を取り戻すことも和哉の目標となっている。一方、和哉と純の家族ぐるみの幼馴染であり、パーセプションアートの生みの親であるグレーダーである父を持つ多岐瀬響は、永茜高校パーセプションアート学科のグレーダー専攻に通う3年生であり、和哉や純とは何年も避け続けている過去の傷を抱えている。

この物語では、様々な「色」と「色」がぶつかり合い、重なり合う中で描かれる彼らの目に映る景色がテーマとなっている。アーティストとグレーダーのコンビが共同で制作するパーセプションアートがどのように進化していくのか、彼らの青春とアートの物語が展開される。