わたしの幸せな結婚 第12話 最終回
夢見の異能なら、昏睡状態の清霞を目覚めさせることができるかもしれない。必ず清霞を連れて帰ることを約束し、美世は隣でそっと目を閉じる。深い闇の中、次々と湧いてくる異形と戦っていた清霞は…。
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夢見の異能なら、昏睡状態の清霞を目覚めさせることができるかもしれない。必ず清霞を連れて帰ることを約束し、美世は隣でそっと目を閉じる。深い闇の中、次々と湧いてくる異形と戦っていた清霞は…。
なぜ美世の母親・澄美が斎森家に嫁ぎ、愛娘の持つ「夢見の力」を封印したのか?始まりは、美世が生まれる数年前、薄刃家を支えていた鶴木貿易の経営が傾いたことにさかのぼる。薄刃家存続の危機を嗅ぎつけ、多額の資金と引き換えに澄美と・・・
美世を連れて薄刃家へと乗り込んだ清霞を迎えたのは、鶴木と名乗っていた薄刃新だった。そこへあらわれた、薄刃家当主にして美世の祖父・義浪。彼らは、美世に異能の力が目覚めようとしていることを伝えるとともに…。
連夜の悪夢に身も心もやつれ、街中で倒れてしまった美世。レッスンの時間も減らされ、葉月のような淑女には到底なれそうもない。清霞は心配するが、忙しい任務のさなかに自分のことで煩わせたくないという思いから…。
亡くなった異能者達の墓地「オクツキ」が暴かれたという。国に未曾有の危機が迫る中、帝の第二皇子・堯人に天啓が降りた。対異特殊部隊全体の指揮を執る大海渡、辰石家の新たな当主となった長男・一志とともに堯人に謁見した清霞が告げら・・・
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