鬼平 第13話 最終回
江戸でもきこえた薬種屋「山田屋」で一家十数人が惨殺され金が盗まれる事件が起きた。現場に残された「狐火札」から「狐火」一味の犯行と思われた。しかし狐火の先代は亡くなり、お頭を継いだ二代目は・・・。
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江戸でもきこえた薬種屋「山田屋」で一家十数人が惨殺され金が盗まれる事件が起きた。現場に残された「狐火札」から「狐火」一味の犯行と思われた。しかし狐火の先代は亡くなり、お頭を継いだ二代目は・・・。
火盗改の小柳は、身投げしようとしている女と赤子を助けた。2人は、小柳が捕らえた「鹿留又八」の妻子だった。又八を捕らえた際に『雨畑紋三郎』を逃がしたことを悔やむ小柳は、牢屋にいる又八に、妻子に会わせる代わりに紋三郎の居所を・・・
平蔵の留守中、久栄宛に手紙が届いた。『明日四ツ、護国寺、門前の茶屋よしのやまで・・・』と書かれ、差出人の名を見て久栄ははっとした。「むかしの男」、近藤勘四郎からだったのだ。一人で指定の場所に出向き、「長谷川平蔵の妻を、何・・・
平蔵は、見事な“お盗”を果たした大工の泥鰌の和助のことを思い出していた。その日久々に浅草に戻った和助は、大工仲間の孫吉一家に再会。息子の磯太郎は、実は和助の実子だったが、立派に育った姿を見て喜んでいた。ところが磯太郎は、・・・
平蔵がまだ“銕三郎”と名乗っていた若かりし頃、高杉道場で稽古に励んでいると、松岡重兵衛という腕の立つ男が乗り込んできた。その後実家を訪れた銕三郎(平蔵)は、父の正妻・波津から「妾腹の子」と罵られ、「こうなったら、落ちると・・・
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