「義風堂々!! 兼続と慶次 一覧」の記事一覧（2 / 6ページ）

次郎坊を左玄のもとから連れ去ったのは異形の魔物だった。それほどの秘密を次郎坊は握っていた。それは、遡ること永禄二年、後の上杉謙信である長尾景虎と当時の関白・近衛前久の妹、妙姫が、ささやかな情を交わしたことから始まった。

「義風堂々!! 兼続と慶次 第20話」の続きを読む

八王子城へ進軍する上杉軍を待ち伏せていた徳川家康。兼続に井伊の醜態を詫びるが、不意に兼続の顔を凝視した。一方、徳川の企みを察した景勝と兼続は謙信の菩薩像を守るために次郎坊を走らせるが、左玄に拉致される。次郎坊の窮地に、鎧・・・

「義風堂々!! 兼続と慶次 第19話」の続きを読む

奥州より伊達政宗が着陣したが、遅すぎる小田原到着に秀吉の怒りを買い箱根幽閉を命じられる。兼続は八王子城攻略の前、小十郎の心情を察し湯に誘った。そこへ現れたのは小十郎の主君・・・。

「義風堂々!! 兼続と慶次 第18話」の続きを読む

徳川の家臣達は謙信の落とし胤を暴く策を練る。「玉眼をご存じか？」玉眼は磨いた水晶に瞳の模様を描き菩薩像の目にはめ込むと本物と見紛うばかりの眼となる。謙信は妙姫の供養に玉眼の制作を命じたという。兼続の瞳に同じ特徴があれば―・・・

「義風堂々!! 兼続と慶次 第17話」の続きを読む

天正１８年３月―ついに秀吉は北条小田原征伐を開始した。兼続ら上杉勢は松井田城を攻めていたが、北条氏の家臣大道寺政繁が籠城し、戦況は一進一退であった。そこへ、兼続は秘策があると言い、一頭の犬を連れ山に入った。その夜、月が城・・・

「義風堂々!! 兼続と慶次 第16話」の続きを読む